一戸建て住宅を購入する時に知っておきたいこと
新築一戸建ての種類
マイホーム購入を検討する人の多くが新築一戸建てを考えていると思います。新築一戸建て住宅には、大きく分けて建売住宅と注文住宅の2種類があります。それぞれどんな特徴があるのかを知り、どちらを購入するのか決めましょう。
建売住宅は、土地と住居がセットになって販売されている住宅です。家の内装や外装、間取りなどはすでに決まっているので、自分で選ぶことができません。住宅街に多く、近隣の家も同じような外観になることが多いです。一度に複数棟の売り出しをするので、同じような世帯が集まりやすいという特徴があります。注文住宅に比べてデザインや土地などの選択肢は狭くなりますが、その分コストが抑えられますし、近隣世帯とも調和しやすく住みやすいのが利点です。
注文住宅は、土地と家を別々に購入して建てます。先ず土地を購入して、そこにオーダーメイドの家を建てることができるので間取りや外観、構造形式などを自分で決められる自由度の高さが特徴です。ただし、着工から引き渡しまでに半年~1年程度の時間がかかることや、何度もハウスメーカーや設計士との相談を重ねなければいけない手間が生じますから、今すぐに一戸建て住宅に住みたいという人には不向きです。